日吉泌尿器科・腎臓内科

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過活動膀胱

トイレに行ったばかりなのにすぐにトイレに行きたい、長時間のバス移動などでトイレに行きたくならないか心配。このようなお悩みをお持ちの方は過活動膀胱の可能性があります。放っておくとトイレに間に合わない切迫性尿失禁や、夜間に何度も起きてしまうなど多彩な症状が出てくる恐れがあります。当院では原因を検査して適切な治療の提案をさせていただきます。薬だけに頼らず生活習慣の見直し、指導も積極的に行なっていきます。

神経因性膀胱

神経因性膀胱とは脳神経の病気(脳梗塞、脊髄損傷、パーキンソン病など)、糖尿病、高度な前立腺肥大症などが原因となり、正常な蓄尿、排尿が出来なくなっている状態です。通常、膀胱に尿がたまると脳神経に尿が溜まったことが伝達され尿意を感じ、それに応じて脳から排尿の指令が出されます。神経因性膀胱では膀胱の知覚・運動機能が鈍感になり、尿意を感じることが出来なくなったり、尿を全て出し切ることが出来なくなったりします。その結果、残尿が増え尿漏れが起きたり、感染、腎機能障害を引き起こすこともあります。初期は自覚症状に乏しく、診断がついた時には腎機能がかなり悪くなっているというような方もいらっしゃいます。治療は内服から開始しますが、内服では改善しない方が少なくありません。そのような場合は自己導尿、尿道カテーテル留置が必要になります。出来る限りカテーテルを使わない自然な排尿が出来るようお手伝いさせていただきます。

腎盂腎炎

腎盂腎炎になると、背中が痛くなったり、高熱が出ることがあります。原因は尿管結石や尿管癌など多岐に渡ります。膀胱炎を放置することで腎盂腎炎になることもあります。尿路結石を伴う腎盂腎炎は痛みに加えて発熱が伴います。放置していると腎不全になったり、最悪の場合は命に関わる可能性もあります。基本的には入院での治療をお勧めしますが、軽い腎盂腎炎の場合は通院での治療も可能です。

尿管結石

腎臓、尿管、膀胱と尿の通り道に石が出来てしまった状態が尿路結石です。場所によって腎臓結石、尿管結石、膀胱結石と呼びます。原因は生活習慣にあることがほとんどです。同じ食生活の家族にも発生しやすいことが知られています。尿管結石が尿の通り道を完全に塞いでしまうと腎臓が腫れて激しい痛みを伴います。このような場合は緊急の処置が必要になることもあります。放置すると腎不全となったり、腎盂腎炎を発症することもありますので早めの受診をお勧めします。

泌尿器がん

泌尿器科で扱う癌はおしっこの通り道に出来る癌が多くあります。具体的には腎臓癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌です。稀な癌としては精巣癌や尿道癌などもあります。これらの癌は再発率が高く、早期発見、治療がとても大切です。当院では院長自ら検尿を顕微鏡で行います。血尿がある方はエコー検査や膀胱鏡検査などの精密検査を当院で行うことが出来ます。当院では常に最新の知見の収集をしながら患者様に併せた治療方法を提案させていただきます。

尿失禁

排尿機能は、尿を膀胱にため、膀胱に尿が十分たまってから尿意を感じ、トイレで勢いよく排尿して、尿を膀胱内に残さないという一連の流れがスムーズに行えることで正常とみなされます。こうしたメカニズムに問題が生じて、意思と関係なく尿が漏れてしまう状態が尿失禁です。外出や旅行が楽しめなくなる、仕事などに支障をおよぼすなど、生活の質、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を大きく損ないます。尿失禁は男性女性いずれにも起こる症状であり、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁をはじめとしていくつかのパターンがあります。適切な治療で改善が期待できますので、一度ご相談ください。

前立腺肥大症

前立腺とは膀胱の下で尿道を取り巻くように存在しており、加齢とともに大きくなっていきます。その結果、尿道を狭くして尿の出が悪くなったり、尿回数が増えてしまう状態が前立腺肥大症です。大きくなった前立腺を長期間放置すると、残尿が増えてしまい、感染や腎機能障害などを引き起こす原因となることがあります。治療の基本は内服治療です。手術が必要な患者様は近隣の病院にご紹介いたします。

前立腺炎

何らかの原因で前立腺に細菌が入ると前立腺炎を発症します。急性前立腺炎と慢性前立腺炎があり、急性前立腺炎は炎症が激しく発熱や灼熱感、痛みを伴います。慢性前立腺炎は急性よりも症状が軽いことがあり、排尿トラブルも軽いことが多く、下腹部や陰嚢や陰茎の不快感などの症状が出現します。長時間の座り仕事や運動不足などの生活習慣が原因となっていることもあります。治療の基本は抗生剤や漢方薬などの内服になります。急性前立腺炎は入院が必要になることもあります。不十分な治療となってしまうと、慢性前立腺炎に移行してしまうことがあり、しっかりと治療することが大切です。

膀胱炎

膀胱炎は女性に多い病気で、ほとんどは尿道から大腸菌などの細菌が入り込んで発症します。特に女性は尿道が短く、細菌が膀胱に侵入しやすいので、膀胱炎になりやすく、再発を繰り返す方も少なくありません。 膀胱炎の主な症状には排尿痛、頻尿、排尿時の不快感、血尿などがあります。抗生物質を投与すれば、8割がたは良くなります。数日薬を服用した後、自覚症状がなくなり、尿検査で菌が消失すれば内服薬を中止できます。

前立腺癌

前立腺癌は男性特有の癌で、かなり進行するまで症状が無いことがほとんどです。食事の欧米化に伴い、日本でも爆発的に患者数が増えています。2016年のがん統計では男性の罹患数で第2位となっており、増加率からはいずれ1位になると言われています。症状が乏しい癌なので、検診が非常に重要です。当院では常に最新の知見の収集をしながら患者様に併せた治療方法を提案させていただきます。他院にて提示された治療方法に疑問をお持ちの方も是非ご相談ください。

-腎臓内科

慢性腎臓病

慢性腎臓病は腎機能低下、蛋白尿、血尿などを呈する疾患群です。血圧コントロール、食事療法、生活習慣の改善などが治療の基本となります。また、慢性腎臓病の原因疾患に応じた最適な治療を行います。慢性腎臓病が進行して薬物治療で対応できない状態になると血液透析や腹膜透析、腎移植が必要となります。

糖尿病性腎症

糖尿病が原因となる腎障害です。現在、血液透析導入疾患の原因として最も多くなっています。治療は血圧コントロール、血糖値のコントロール、食事療法が中心となります。